日本人の髪は赤みが残りやすい
最近では『外国人風カラー』が大人気ですよね!!
でも憧れの『外国人風カラー』にしようと思ってもイメージ通りにならなかったことありませんか??
その原因は日本人の髪の特徴にあります。
アジア系の人の髪は『硬い』『太い』のが特徴です。
また黒色なので光が透けづらく、透明感のあるカラーがなかなかでません。この日本人の髪が黒い理由というのは、メラニン色素(髪の色の素)が欧米人とは異なるからです。
日本人の髪のメラニン色素は髪を明るくしていく際に黒→赤→黄というふうに髪色が抜けていきます。
髪を少し明るくした程度では髪の内部の赤みが残ってしまい、イメージ通りの外国人風カラーにならないコトがほとんどです。
では赤みを残りにくくするにはどうしたらいいのでしょうか??
まず1番簡単なやりかたはブリーチなどで赤の色素を無くすことです。ブリーチをして色を黄まで脱色してからカラーをすることで透明感のあるお色を出すことが可能です。
あとは、反対色を利用することです。
色相環を知っていますか??
色相環というカラーのサークルがあり、そのサークルで反対にあるお色がお互いを打ち消しあうお色になります。赤の反対は緑、黄色の反対は青となりますので、緑(マット)や青(アッシュ)の色を入れてあげることで赤み、黄色みが消えて見えます。
ブリーチは髪への負担が非常に大きいので、ダメージが気になるかたはこの反対色を頭に入れておきながら担当美容師さんとカラーの相談をするといいですよ!
しかしいくら反対色のカラーで染めたからといって、1度でキレイに赤み黄色みが無くなるわけではありません。
1回の施術でマットやアッシュを2回繰り返しカラーをすると色味が二重に入り、透明感のあるカラーに近づきます。
もしくは、完全に退色のに1ヶ月半〜2ヶ月かかるのであれば、退色しきる前の1ヶ月ペースくらいで反対色を繰り返し重ねていくことで赤み・黄色みを打ち消すことができます。
欧米人のような透け感のあるカラーを希望されるかたは、これらを踏まえてカラーをすると憧れの『外国人風カラー』に近づけると思います。
0コメント